小舟
カズオ・イシグロの「クララとお日さま」やっと読み終わった
おもしろかった…
なんというか…宗教を持たない(知らない)民の祈りの話だった
そんで当たり前のようにSFだったけどあんなに専門用語使わないでSF描けるイシグロはほんまに天才なんやなって思う…
「わたしを離さないで」もそんな感じのSFだったと思うが
一人称で構成されるSFのなんと危うげで儚いものよ(世界がその人の思ってる中だけで構築されているので)

僕は基本的に専門用語バリバリに使ってもらうと嬉しい民ですけど
何言ってるかわからん、正直っていうレベルのやつ好き
それでも専門用語「AF」だけでほんまドラマがすごい
僕はAFの正式名称わかんなかったんで「オートマチック・フラワーズ」て思って読んでました(ファティマのこと)大体合ってる

要するにナニーみたいな役割をするアンドロイドのお話だった
でも特別なAFだったんだろうなクララは
きっと工場生産されたAFがたくさんいたんだろうに、廃棄場まで来られる(穏便に引退できる)AFは数えるくらいなんだろうな
みたいな

ウムム

多分入れ替わってもうまくいかなかっただろうな、入れ替わらずにすんでよかったな…
あと結局悪人はいなかったな…
あの謎の機械は一体なんのための機械だったんだ…
店長何者だったんだ…などいろいろ謎が残る
もしかしてミステリだった…??気づかなかったけどもしかして…???(謎)

不思議な味のするお話だった…
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