小舟
なんかさ
うちのマンションの駐輪場、こう…ひさしが出てるタイプじゃなくて建物に組み込まれてる感じ…なんだけど

駐輪場の床に排水のマンホールがあって、それ昔からちょびっとだけ開いてるの
穴が見えるような隙間じゃなくてほんのわずかな隙間なんだけど
そこから排水の水が流れたりピチャピチャ落ちる音が聞こえるなーって感じ

で、駐輪場全体にその水音が響くのね

それが妙に涼しげなんだよな…
それによって温度が1度下がるとかそういうことは一切ないんだが、日よけされてる+水音がするという設備に偶然なっていて、通る時すごい涼しい気がする

気の所為なんだけど

これ風鈴効果というか、物理的な温度を操作するんじゃないのに音で涼しい気持ちにさせる効果ってマジであるんだなと思う

問題はその比じゃないくらい外がクソ暑いってことで…

昔の人はそれくらいの効果があればマシに思えるというか、ここまでの気温ではなかったから夏をなんとかしのいでいたんだなと思う
自分たちの小さい頃もちゃんと「午前中の涼しい時間」は存在したしな…

エアコンがなくてもまあまあ死にはしないって感じよな


こないだ永井荷風の濹東綺譚読んでたんだけど、暑さの描写はそこまででもなさそうだったんだけど、あまりにも蚊の描写がすごく(すごくというか…そこに自分がいたら気が狂いそう…刺されやすい人間なので…)下水管理とか道の舗装とか、そういうのがまだ完備されてない状況の下町をめちゃめちゃリアルに感じた…

当時に生きてれば「そういうもん」でなんとかなってたんだろうけど…もはや蚊帳から一生出たくないレベルよ…

あ、今調べたら蚊取り線香は明治23年からあるみたい…でも普及するまでは結構かかっただろうしな〜
無理だな〜〜〜〜(なんかそれが当たり前だったら人にもある程度耐性とかありそうだけど…今はそこまでいなくなったから耐性も失われただけで…)

昔はマラリアとかも戦わなきゃいけなかっただろうし、蚊との戦いはだいぶ大事だったと思うけど…

昔の小説の夏の描写を読むと信じられないような感じになるけど、この気候変動っていうか夏の急激な変化は文献とかに残せるのだろうか
100年後どうなってるだろうね〜

古川日出男の小説で、熱帯になる日本の話があった気がするけど、確か女子高生がもう制服の下に水着着てておもろかったな
うろ覚えだけど…

あと実家長野なんだけど、夏やっぱ全然涼しいんだよね
昼間暑いことは暑いし昔よりやっぱおかしいけど、東京とか群馬とかに比べれば涼しい
それで「涼しい」ってだけでなんか地価が上がったり、海外資本に買収されたりするようになるかもしんないな…
ニセコとか白馬とかもうそうなってるらしいし(それは涼しさのためじゃないと思うが)

富裕層の避暑ってだけじゃなくて涼しい山に逃げるっていう手が一般化するかもしれないね…

わかんないけど…実家が長野にあることがアドバンテージになることがあるかもしれん…

まだ夏本番じゃないと思うけどもう暑いの疲れたぜ…このあと3ヶ月もあるんやろ…どうせ11月頭まで半袖なんやろ…
ハヒイ
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