小舟
さっきの写真集の話ですけど

構成は建物の全景から(あまりに広大な敷地なので全景はいらないんだけど)エントランス〜ナースステーション〜病室〜レクリエーション施設(バスケできるコートとか劇場とかボーリング場まで)〜テラス(日だまりだけどやはりフェンスに囲まれている)と来てさらに裏側に

暖房(セントラルヒーティングシステム)のダクトや向こうが見えないほど長い作業通路とか牧場とかサイロとか

そんで深奥の施療室とか手術室とか(何故か外科手術室があった)モルグとかに入っていく

最後の終着点まで撮っている

とても広大な敷地にすべてが入っていて、すべての建物の窓には格子やフェンスが入っている(多分フェンスは閉じ込める意味より飛び降り系の自殺を防ぐためかなと思うが)

これ何かに似てるなって思ったけど、一箇所に何もかもがあるっていう構造、ハンセン病の病院だ…

グーグルマップでハンセン病の病院の航空写真見たときすげえショックだったんだよね…

すべてがそこにあるの
自給自足で生きていくための最低限はすべて

ということは、そこに一度入ったら二度と出ていくことはないってことなんだよ…

出ていくための通路は一切ない
そこで生涯を終えることが決められているというか

施設の写真でそれを感じた…


あとサックス先生もこういう病院がまだ華やかなりし頃?現役で臨床医をやってたんだよなって思った

あのレナードの朝もここで(病院は違うかもしれんがこういう場所で)書いたんだろうなって(多分作品になったのはもっとずっと後だと思うが)


う〜〜〜〜〜ん…すげえ本を買ってしまったな…

あと先生の序文とかあとがきちゃんと読もう…(できるかわからないが)
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